7月19日~ 地上波放送する注目映画
7月19日~ 地上波放送する注目映画
今週多いな~!
7月19日(日)『スノーピアサー』(BSテレ東)14:00-
7月19日(日)『 ブレードランナー2049』(BSフジ)21:00-
7月20日(月)『パーフェクトストーム』(テレ東/午後ロード)13:35-
7月20日(月)『ロビン・フッド』(BSプレミアム)13:00-
7月21日(火)『怪物はささやく』(日テレ)1:59-
7月21日(火)『雨に唄えば』(BSプレミアム)13:00-
7月22日(水)『陰謀のスプレマシー』(テレ東/午後ロード)13:35-
7月23日(木)『グリーンマイル』(BSプレミアム)13:00-
7月24日(金)『荒野の七人』(BSプレミアム)13:00-
7月24日(金)『ジュラシックワールド/炎の王国』(日テレ)21:00-
7月25日(土)『モンスターズ/地球外生命体』(スター無料放送)19:00-
7月25日(土)『フォックスキャッチャー』(BS12)19:00-
『ロビン・フッド』
王様役で出演の、オスカー・アイザックがとても良いです。オススメ。
『ジュラシックワールド/炎の王国』
夏映画らしい金曜ロードショーのチョイスで素晴らしいですね。
スレンダーマン 奴を見たら、終わり(2018年)
『スレンダーマン 奴を見たら、終わり』(2018年)
原題:Slender Man
ホラー度中級くらいかな。ホラーが苦手な方は見ないほうが身のためかもしれません。
長身のスーツを着た顔ナシ男が、仲良し女子4人を次々を恐怖に陥れる物語。
音と映像の切り替わりというか、チカチカする映像が残像を残させるので、多分それが怖さを引き出すのかも知れませんね。
「スレンダーマン」とはアメリカをはじめ、海外では都市伝説に登場することで有名なモンスターらしいです。私はこの映画を観て初めて知りました。
そして、怖さをさらに引き出すのがネットの存在。
今や、インターネットで画像や動画検索をすれば何でも出てくる時代。
好奇心は良いけども・・・何事もやりすぎ注意です。
個人的にはホラー映画は、闘ってこそホラーだと思っています笑
こちらの映画は・・・観て確かめて下さい。
主要人物の一人レンを演じたジョーイ・キングは、小さいころからスクリーンに出ている女優さんです。
出演歴も『世界侵略:ロサンゼルス決戦』『ホワイトハウス・ダウン』『ダークナイト ライジング』といった、盛大なドンパチ合戦の映画に妖精のような可愛らしさを投入してくれました。
現在20歳。これからの活躍も楽しみです。
【※未鑑賞の方は読まないことをオススメします!※】
2020年7月12日~ 地上波放送する注目映画
7月12日~ 地上波放送する注目映画
う~ん、今週も良い映画が放送されますね~!
7月12日(日)『バイス』(スター無料放送)18:30-
7月13日(月)『 グラディエーター』(BSプレミアム)13:00-
7月14日(火)『パーティで女の子に話しかけるには』(日テレ/映画天国)1:59-
7月14日(火)『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』(BSプレミアム)13:00-
7月18日(日)『海底47m』(テレ東)3:15-
7月18日(日)『フューリー』(BS12)19:00-
『バイス』は実在の人物が描かれるだけあって、キャストさんたちの変身にも注目です。
『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』は名作中の名作。観た人全員が何度も観たくなるような温かい映画。私ももう一回観ようと思います。
レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2020年)
『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』(2020年)
原題:A Rainy Day in New York
映画界の巨匠の一人、ウッディ・アレン監督の最新作が日本上陸!
#MeToo運動など、いろいろあって公開がかなり遅れてしまった作品(2018年製作)。
やっと公開されました!
ニューヨークで素敵な週末を過ごすはずだった、1組のカップルに起こる心のすれ違い…雨の街に惑わされ、落ち込み、自らが招いたはずなのに心がついていけない展開…2人の出した答えは何なのか?
ウッディ・アレン監督と言えば、
オシャレな映像、ピアノ、ひねくれ者がキーワード。
(ほとんど)どの映画にも出てきます。私が好きなウッディ・アレン監督作品は
『ミッドナイト・イン・パリ』(2011年)
『マッチ・ポイント』(2005年)
『カフェ・ソサエティ』(2016年)
どれもオシャレでテンポの良い作品です。キャストのチョイスも本当に素晴らしいです。この機会に是非観てみて下さい。
さて、本作品の主演は今をトキメク、
予告の時点で、もうキラキラすぎて目がつぶれる…
かと思いきや、内容や展開は意外とシリアス。
このカップルがすれ違う様子は残念でもありますが、第三者目線から見ると「やっぱり」「ですよね」と思ってしまう、
意外にも納得感のあるすれ違いでもあります。
【※未鑑賞の方は読まないことをオススメします!※】
ティモシー・シャラメ演じたギャツビーの哀愁漂う様子は、ウッディ・アレン監督の表現でお馴染み。素晴らしかったです。
若者の生き方、が本作品のテーマではないかと感じました。
注目はエル・ファニング演じたアシュレーのふるまい方。
ジャーナリスト志望の大学新聞記者。たまたま掴んだ大物映画監督への取材。そこから彼女の天真爛漫さが功を奏したのか、数時間のうちに様々な大物に出会います。
しかし、彼氏との約束は、ほぼ、ほったらかし。
こりゃギャツビーもスネるよね…笑
しかし、取材と称してずんずん突き進むアシュレー。
彼氏といるより、ずっと楽しそう笑
実際にハリウッドのスターというフランシスコ・ヴェガを前にしてテンパる姿は、記者というより、一人のただの映画オタク女子。代々語り継がれることまで心配していました笑
そんなフランシスコ・ヴェガとの会話で垣間見えたアシュレーの心。「彼氏はいるの?」とヴェガから聞かれ、答えた一言。
”Yes........but, technically…No.”
って、おいっ!!!
そこまでギャツビーに思い入れは無かった様子。翌朝のアシュレーの開き直り感、特にギャツビーに悪びれる様子も無し。彼との別れも困惑はしたものの、追いかけることはしませんでした。
結局、アシュレーにギャツビーは釣り合わなかったというところで、物語は終了。恐らくアシュレーは今後ギャツビーを追いかけることもなく、自らの夢を追い続けることでしょう。
一方、セレーナ・ゴメス演じたギャツビーの元カノの妹チャンが、ギャツビーの精神的ガイド役となります。
彼女の(良い意味で)毒のある態度と言葉が、かなり刺さります。
チャンとアシュレーは接触はしていないものの、恐らくチャンは”現彼女であるアシュレーの心の中に、既にギャツビーはいない”と見抜いていたのではないでしょうか。そして、昔からギャツビーのことが気になっていたことを打ち明けます。
最終的にギャツビーの心を射止めたのは、地元ニューヨークの女の子だった
という、点に終着します。
このプチ旅行による変化をギャツビー側から見ると、アシュレーと別れたことだけではなく、自分の居場所を見つけたとも言えます。何となくアシュレーと居心地は良かったものの、どうしても堕落した方向に流れてしまいアシュレーに失望を抱かせてしまう。でもこれが自分なんだと納得し、彼女と別れニューヨークに残るという選択を下しました。
ここまで来ると、今度は
自分の居場所や、夢を再確認した若者たち
vs
雑念に振り回され、決して良いとは言えない生活を送る中年の大人たち
が非常に浮き彫りになります。
ウッディ・アレン監督の腕の光る構図です。とても興味深いです。なかなか深い考察のできる作品でした。
最後に、この『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』の韓国版ポスターが、とても素敵なのでここに載せて終了にしたいと思います。
毛皮のエロス/ダイアン・アーバス 幻想のポートレート(2006年)
原題:Fur: An Imaginary Portrait of Diane Arbus
【※未鑑賞の方は読まないことをオススメします!※】
2020年7月5日~ 地上波放送する注目映画
7月5日~ 地上波放送する注目映画
7月からブログ復活しました!
新作から旧作まで、再び投稿していきたいと思います!
そして新しい試みとして、私がビビッときた地上波放送する映画を週ごとに紹介してみようと思います。映画って意外と予備知識がないほうが楽しめちゃったりするので、あえて画像・予告は載せないでおきますね。
7月5日(日)『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』(BSテレ東)14:00-
7月6日(月)『スネーク・フライト』(テレ東/午後ロード)13:35-
7月6日(月)『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』(BSプレミアム)21:00-
7月7日(火)『しあわせの隠れ場所』(日テレ/映画天国)1:59-
7月8日(水)『ラン・スルー・ザ・ナイト』(テレ東/午後ロード)13:35-
7月10日(金)『オーシャンズ8』(日テレ/金曜ロードショー)21:00-
7月11日(土)『クローサー』(BS12)19:00-
7月11日(土)『ビール・ストリートの恋人たち』(スター無料放送)18:40-
今週も映画ライフ楽しみましょう~!
ミッドサマー(2020年)
『ミッドサマー』(2020年)
原題:MIDSOMMAR
衝撃的な作品がここに誕生。アリ・アスター監督×A24が放つ、華やかで狂気に満ちた祝祭に巻き込まれた5人の大学生の顛末が描かれる。その祝祭は90年に一度行われるもの。”何のための”祝祭・儀式なのかは映画を観て確かめましょう(笑)
ホラーでもあり、サスペンスでもあり、ラブストーリーでもあるこの作品。混乱極まりない。
私は驚異的なトラウマに襲われました。怖いというよりも、逃げ出したい衝動に何度駆られたことか…ここは私のいるところではない、部外者が立ち入ってはいけない領域だと感じました。また改めて、人間は得体の分からないもの、理解を超越する現象や人の行動に恐怖を覚える生き物だと実感しました。そこらへんを描くのがとても上手でした。
そしてもうひとつ思ったのは、A24は本当に綺麗な映画を作るなぁ…ということです。A24は映画製作・配給を行っている会社で、A24が関わる映画は本当に素晴らしいものばかり。A24作品はまた今度触れるとしましょう。
さてさて、祝祭のメインキャラクターを演じたのは、フローレンス・ピュー。本作品ではむちっとした体型で、悩める大学生を演じています。日本では、今後連続して出演作が公開されます。『若草物語』では四女、『ブラック・ウィドウ』ではナターシャの妹役を演じています。現在24歳。大注目の若手女優さんです。
【※未鑑賞の方は読まないことをオススメします!※】