インスタント・ファミリー～本当の家族見つけました～（2018）
『インスタント・ファミリー～本当の家族見つけました～』（2018）
原題：Instant Family
惜しくも日本で劇場公開されなかった作品です。
心温まる、養子縁組の家族の物語。
里親の夫婦二人の目線から描かれます。
電車の中で泣きました。
両親を演じたマーク・ウォールバーグとローズ・バーンの
息の合ったやりとりが面白い。というか、息ピッタリすぎ(笑)
最初に知ったときは意外な組み合わせだと思いましたが、
とても良かったです。二人ともコメディーセンスが最高。
マーク・ウォールバーグといえば、筋肉・筋トレのイメージなのですが(笑)、
本作品では頼りのある（ような無いような）パパを演じています。
すごく新鮮で、面白かったです(^^)///
【※以下、ネタバレあり※】
【※未鑑賞の方は読まないことをオススメします！※】
ストーリー的には先の読める展開です。
3姉弟のいざこざ、ドタバタ、実の親子でないことで感じる壁や戸惑い…
でも、パパ、ママと初めて呼ばれた時の二人の顔は本当に嬉しそうで
私までほっこりしました。
しかし、薬物で刑務所にいた実の母親が出所し、里親との二人とは
別れの危機に。特に一番上のお姉ちゃんリジーは、実母との思い出が
心の中に色濃く残っているだけに、実母との生活を望みます。
最終的に実母の元に3人とも帰ることになるのですが、いざその日になると
実母は3人を拒絶、育てられないと顔すら出しませんでした。
深く傷ついたリジーは家を飛び出してしまいます。
夫婦二人が追いかけ、そこでかけた言葉がしみました。
「私たちの人生に欠けていたもの、それはリタ、ホアン、そしてリジー。
君たちを探していたんだ。ずっと一緒にいるんだ。」
始めは、同情心や”いい人”になるために里親制度に興味を持った二人。
同じ時間を過ごすうちに、3姉弟は自分たちの人生と深くつながった
存在で運命的な絆があることを感じ始めます。まるで本当の家族のように。
だから、リジーにここを離れてはいけないと必死に説得します。
ラスト、養子縁組の正式な決定をする裁判所でのシーンでかかるこの曲。
Starshipの”Nothing's Gonna Stop Us Now”
これがまた…最高 of 最高。
Nothing's Gonna Stop Us Nowって「私たちを止めるものは何もない」ですよ!!
この映画にぴったりの訳をするとすれば、
「我ら最強ファミリー!!」
ってなところでしょうか？（今思い出すだけで泣きそう）
