好きな映画10選
はてなさんの企画に乗っかり、久々の投稿。もちろん「好きな映画10選」でいきますよ!!(※ネタバレしません。)
①『インターステラー』(2014年)
大好きなSF作品。ハラハラとドキドキとラストの感動は、何物にも代えられない素晴らしい体験でした。宇宙の美しさと厳しさを同時に描き、そこに親子の絆を付け加える…最高すぎるストーリーでした。
監督:クリストファー・ノーラン
主な出演キャスト:マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ
注目キャスト:ティモシー・シャラメ、マッケンジー・フォイ
兄妹役です。このころはまだ名も知られていない端役。
今は二人とも注目の若手俳優さんとしてハリウッドで活躍中!
②『ブレックファスト・クラブ』(1985年)
5人の学生が居残りさせられ、先生がいない間に繰り広げられるトークが中心の物語。終始「分かるな~~」と学生時代を思い出さずにはいられません。懐かしさでいっぱいになります。同時に、悩みながらも何とか解決しようともがいていた自分を思い出させてくれます。「明日も頑張ろう」と元気をもらえる作品です。
監督:ジョン・ヒューズ
③『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』(2013年)
タイムスリップできる家系に生まれた青年。気になる彼女といい関係を築くために、エラーを修正し続けるも、ある大切なことに気づき始める…
全てが温かい映画です。大切なメッセージも、心の奥深くまで浸透するくらい没入できます。本当にオススメで、万人受けする内容です。
監督:リチャード・カーティス
主な出演キャスト:ドーナル・グリーソン、レイチェル・マクアダムス
キラキラしたお二人の掛け合いは、最高です。
注目キャスト:ビル・ナイ
この映画のキーパーソンともいえる立ち位置、青年のお父さん役。
不愛想に見えますが、とても深い愛を感じます。
④『アクアマン』(2019年)
DC映画の最高傑作。アクション、ストーリー、ビジュアル、音楽、キャスト、全てが100点満点の文句なし映画。ものすごく面白いです。予約してまでディスクを買った作品。
人間と海底都市アトランティス帝国王族の、二つの血をひくアーサー・カリー。腹違いの弟オームが、ある理由から人間界を攻撃することを知る。アトランティス帝国の行く末をかけて、盛大な兄弟げんかが始まります。
監督:ジェームズ・ワン
ホラー映画専門かと思いきや、とんでも面白映画も作っちゃう天才映画監督。
主な出演キャスト:ジェイソン・モモア、アンバー・ハード、ニコール・キッドマン
注目キャスト:パトリック・ウィルソン
私の大好きな俳優さん。穏やかな雰囲気がとてもタイプ!
アーサーの弟役ですが、実年齢はジェイソン・モモアよりも年上。
⑤『ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(1999年)
少しマニアックな作品をここで投下。ガイ・リッチー監督らしい練り練りな脚本が最高のサスペンスアクション。イギリス英語が少々きつい、クセのある作品です。
ポーカーゲームではめられ、高額の借金を負った青年たち。何とか返金しないと、と計画を練り始めます。めぐりめぐってたどり着く結末に、一同仰天です。
監督:ガイ・リッチー
主な出演キャスト:ニック・モラン、ジェイソン・ステイサム
⑥『世界にひとつのプレイブック』(2012年)
人生ボロボロ、どん底の二人が出会い、再生に向かう物語。べたな内容ですが、私の中で一番好きな作品。ラストのパトリックの行動に、思わず号泣。
公開当時、主演のジェニファー・ローレンスは弱冠22歳。この貫禄はどこからくるものなのか…すごすぎます。ジェニファー・ローレンスの魅力が堪能できる作品でもあります。
監督:デイヴィット・O・ラッセル
主な出演キャスト:ジェニファー・ローレンス、ブラッドリー・クーパー
ハリウッド黄金コンビの1つ。計4作品で共演済(2021年現在)
二人とも大好きな俳優さんです。
注目キャスト:ロバート・デ・ニーロ
優しいまなざしと、作品全体の文鎮みたいな重さも兼ね備えていて、素晴らしい俳優さんであることを再確認できます。
⑦『ドライヴ』(2011年)
昼はスタントマンとして夜は運転の腕を生かして犯罪者の逃がし屋として生計を立てる一人の男。一人の女性に出会い、彼の中で何かが変わった。彼女との関係、未来はいかに。
寡黙な役が世界一似合う、ライアン・ゴズリングの魅力が最大限に引き出された作品。作品中盤にあるエレベーターのシーンは、映画史に残る鮮烈なものになっています。ぜひ本編でご確認ください。
主な出演キャスト:ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガン
注目キャスト:オスカー・アイザック
彼もまだ無名と言って良い頃の出演。胡散臭いような、危ないにおいのする役どころ。ひげはない方が圧倒的に好きですが。
⑧『グリーンブック』(2018年)
黒人ピアニストの巡礼演奏会の運転手を務めることになったトニー。1960年代はまだまだ黒人差別が根強かった時代。黒人が泊まれるホテルが載った冊子「グリーンブック」を頼りに、ロードムービーが始まります。
差別映画は様々ありますが、エグさもなく、かつ大切なメッセージ性も含めたまとまりの良い作品は観たことがありませんでした。ぜひ多くの人に見てほしい作品です。
監督:ピーター・ファレリー
主な出演キャスト:ヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ
ものすごく息の合った、最高のコンビでした!
特にマハーシャラ・アリの上品さは背筋が伸びる気持ちです。
⑨『ナイトミュージアム』(2018年)
博物館の夜間警備員として働くことになったラリー。実際に夜になってみると、なんと展示物が動き出す!彼が究極の危機に立ち向かい、全てのキャラクターと仲良くなっていくあの術が本当に素晴らしい。
こちらも100点満点映画。ものすごく好き。ニューヨークのこの博物館に行くのが夢。
監督:ショーン・レヴィ
主な出演キャスト:ベン・スティラー、ロビン・ウィリアムズ、オーウェン・ウィルソン
注目キャスト:ラミ・マレック
エジプト王として棺の中から登場。まだ無名時代での出演だと思います。
⑩『フォードvsフェラーリ』(2020年)
1966年の24時間耐久レース、ル・マン。連勝だった最強フェラーリに勝負を挑んだフォードの物語。熱すぎる男たちの戦いが、実話ベースで描かれています。
この作品の好きなところは、まさに企業体制を同じ構図を取っている登場人物設定。現場で汗水たらすマイルズ、現場をまとめるリーダー的存在シェルビー、中間管理職のリー、フォードの社長ヘンリー・フォード2世。それぞれの立場での主張が丁寧に描かれていて、誰が見ても共感する内容になっています。
監督:ジェームズ・マンゴールド
主な出演キャスト:マット・デイモン、クリスチャン・ベール、
注目キャスト:ジョン・バーンサル
『ウォーキングデッド』のイメージが強いですが、最近映画でちょこちょこお見かけする俳優さん。いい役が多いですね。
以上、10作品挙げてみました。
また気ままにブログも書いてみようと思います。
今回挙げた作品は、私のオススメ中のオススメなので、ぜひ観てみて下さいね!
8月9日~ 地上波放送する注目映画
8月9日~ 地上波放送する注目映画
今週も元気に頑張りましょう!
8月9日(日)『タキシード』(テレ東)3:15-
『ザ・ウォーク』(MX)15:00-
『メジャーリーグ』(tvk)20:00-
『イコライザー2』(BSフジ)21:00-
『ジョーズ』(BS日テレ)21:00-
8月11日(火)『KUBO/クボ日本の弦の秘密』(日テレ)1:59-
『センター・オブ・ジ・アース2』(テレ東)13:35-
『ハドソン川の奇跡』(BSプレミアム)13:00-
8月12日(水)『死霊感』(フジ)2:05-
『アウト・オブ・サイト』(テレ東)13:35-
『スクール・オブ・ロック』(BSテレ東)17:58-
『マンハント』(BSテレ東)19:55-
8月14日(金)『さすらいのカウボーイ』(BSプレミアム)13:00-
『となりのトトロ』(日テレ)21:00-
8月15日(土)『アダムス・ファミリー2』(BSプレミアム)0:30-
『死霊館』
まさか夜の2時からこの作品を放送するとは…笑
悪意を感じる…いや、面白さ倍増のための親切心か…?笑
いずれにしろ、とても面白いホラー映画なので超オススメ。
ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2020年)
『ディック・ロングはなぜ死んだのか?』(2020年)
原題:The Death of Dick Long
題名の通り、ディック・ロングがなぜ死んだのか、謎を解く物語。
ただ、非常に「????」となる映画です。
なぜこの題材を映画にしたのか、謎すぎる・・・
正直、もう一回観ようとは一生思わないだろう。
でも、予告や広告で「ネタバレ厳禁」や「衝撃の結末」と謳われていると、つい見たくなるのが人間の心理。迷ったあなたは、是非観て納得していただきたい。
今をトキメクA24配給の作品。いつもは(?)おしゃれ映画の多いA24が、よくOKしたな…と思うくらい謎展開の作品でした。
監督自身がディック・ロングを演じた(?)のも面白い。
↓監督、こんな感じ。うん、見るからに奇人。
【※未鑑賞の方は読まないことをオススメします!※】
しょうもなさすぎる。
8月2日~ 地上波放送する注目映画
8月2日~ 地上波放送する注目映画
8月に突入!
8月2日(日)『キス&キル』(テレ東)3:15-
『スピード』(BSフジ)12:00-
『ローグアサシン』(BS朝日)13:00-
『ヒート』(BSテレ東)14:00-
『グリーン・ホーネット』(TOKYOMX)15:00-
『イコライザー』(BSフジ)21:00-
8月4日(火)『最強のふたり』(日テレ)1:59-
『センター・オブ・ジ・アース』(テレ東)13:35-
8月5日(水)『ハンナ』(テレ東)13:35-
『スタンド・バイミー』(BSテレ東)17:58-
8月6日(木)『アイス・クエイク』(テレ東)13:35-
8月7日(金)『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(日テレ)21:00-
8月8日(土)『MEG ザ・モンスター』(フジ)21:00-
『スピード』
若きキアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックが出演のクライムサスペンス!若い二人が頑張る姿が見どころ。この頃二人がリアルに両想いだったというエピソードがとても素敵です。
『ヒート』
男の中の男を描く天才、マイケル・マン監督の最高傑作。最大の見どころは映画史に残る長時間の銃撃戦。一度見たら忘れられない、次から次へと襲い掛かる銃弾に、実際にその場にいるような錯覚さえ覚えます。
7月26日~ 地上波放送する注目映画
7月26日~ 地上波放送する注目映画
7月26日(日)『モンスターズ/新種襲来』(スター無料放送)18:45-
『プラトーン』(BSフジ)21:00-
7月27日(月)『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(BSプレミアム)13:00-
7月28日(火)『ナイロビの蜂』(日テレ/映画天国)1:59-
『仮面の男』(BSプレミアム)13:00-
『バッドボーイズ2バッド』(テレ東/午後ロード)13:35-
7月29日(水)『ロスト・バケージョン』(テレ東/午後ロード)13:35-
『世界侵略:ロサンゼルス決戦』(BSテレ東)17:58-
7月30日(木)『アラビアのロレンス』(BSプレミアム)13:00-
『サイレント・ワールド』(テレ東/午後ロード)13:35-
7月31日(金)『聲の形』(日テレ)21:00-
『ペイルライダー』(BSプレミアム)13:00-
『ナイロビの蜂』(2005年)
かなり前に観た作品ですが、観た当時は衝撃を受けた記憶があります。主演のレイフ・ファインズがかっこ良いし、奥さん役のレイチェル・ワイズの積極的な姿も印象的です。
『仮面の男』(1998年)
レオナルド・ディカプリオが■■■■する映画。これは絶対に予備知識なしで観たほうが良い。予告も観ない方が良いかと。若いレオ様の全盛期の隠れた名作です。
ある少年の告白(2018年)
『ある少年の告白』(2018年)
原題:Boy Erased
ガラルド・コンリー著
”Boy Erased:A Memoir of Identity, Faith, and Family”
(消された少年:アイデンティティと信仰、家族の回想)
が原作。著者が19歳のころに受けた衝撃の実話がベースとなった回顧録映画。
同性愛は矯正することができるのか?
アメリカに実際に存在するという同性愛矯正施設の実状と、主人公ギャレットの厳格なキリスト教一家の歩みを描いた物語。宗教というのは時に厄介なもので、特にギャレットのように幼いころからキリスト教の影響を受けていると、あのような矯正法は本当に苦しい思いをしたのだろうと胸が締め付けられました。
本作で主演を務めたのは、ルーカス・ヘッジズ。今注目の若手俳優さんです。
家族との関係に悩む姿をとても繊細に演じていました。
そして、監督を務めたのは、ジョエル・エガートン。彼は俳優のイメージがありますが、監督としても活躍の場を広げているようです。彼は出演もしており、矯正施設の怪しい教師役を熱演していました。
本作及び原作本で問題提起されている同性愛矯正施設について、私はかなり過激な印象を受けました。恐らくこれにはキリスト教の影響が大きく、熱心な教徒であるからこその悩みというものもあると思います。そのため、感情移入できない場面も多くあったように思います。
しかし、映画の本質は自分を偽ることや役を演じることから脱出した先の自分
を見つけることにあると思います。
つまり、矯正施設に行くことは、変わるのではなく偽ることなのではないか
とギャレットは気づいたのです。この気づきができるかできないかは大きな違いだと思います。気づいたギャレットは前に進むことができた一方で、自分を偽り続けている施設の仲間は施設に囚われている(仲間の一人は自殺をしてしまった)のではないかと感じます。
近年のLGBTQ運動の活発さもあり、「自分は関係ない」という時代ではなくなっています。映画界隈でも多くの作品が作られています。
『君の名前で僕を呼んで』(2018年)
『キャロル』(2015年)
『わたしはロランス』(2013年)
・・・・・
こういった作品は、LGBTQという存在を知ること、抱える悩みについて少しでも理解することの大きな助けになるのではないかと思います。私自身も実際にそうなので。
世の中は広く、いろんな考え方があってよいと思うのです。
好きなことを好きだと言えないなんて、悲しすぎませんか。
2020年上半期 印象的な映画
今週のお題「2020年上半期」
2020年の上半期の映画業界は、新型コロナ感染症の拡大で劇場が閉鎖し、公開延期になった作品がたくさんありました。
しかし、その中でも観ることができた作品もたくさんありました。
記憶をたどっていきましょう!
『パラサイト/半地下の家族』
これは2019年から2020年にかけて、大きく話題になった作品ですね。普段映画を観ないという方も耳にした作品なのではないでしょうか。
スピード感のある展開と社会風刺の効いた作品でした。まさかの米アカデミー賞作品にまで登りつめ、世界中がこの映画を楽しみました。映画史を変えた作品とも言えるでしょう。
『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』
とてもタッチの軽い、けどしんみり浸れる作品でした。
ラブコメ映画は2000年代に多く最近では少ないように感じますが、この映画はきちんと現代をとらえていて、私はかなり好きな映画になりました。
『ジョジョ・ラビット』
ナチス占領下のドイツ、少年ジョジョはヒトラーというイマジナリーフレンドを持っていました。しかし、家に隠れ住んでいたユダヤ人少女との交流が、彼の考え方を大きく変えることになる…
監督タイカ・ワイティティの知名度を一気に押し上げた作品。彼らしいユーモアの中にも、思わず「えっ…」と息ができなくなるような突き刺さる展開もありました。
戦争映画は歴史的背景からも暗くなりがちですが、そのようなイメージを払拭した作品でもあると思います。どんなに過酷な状況であっても、希望や笑顔を忘れなかった人々にスポットライトを当てた物語でもあります。
『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』
フランス映画から。ベストセラー世界同時発売のため、原稿が漏れないように翻訳家たちを監禁するも、なぜか原稿が漏れてしまって…という物語。ミステリー度120%の素晴らしいスクリプトです。 ネタバレ厳禁です。
『フォードvsフェラーリ』
個人的上半期TOP映画はこれです。『アクアマン』以来、思わず予約してまでディスクを買ってしまった作品。
レースカーの勢いだけではなくて、会社という組織で生きる人々の苦悩と決断が、本当にすがすがしく描かれています。
大好きな俳優さん、マット・デイモンとクリスチャン・ベールを同じスクリーンで観ることができて最高でした。
~番外編~
『ユーロビジョン歌合戦~ファイアサーガ物語~』(Netflixオリジナル)
アイスランドに住む幼馴染二人が憧れであるユーロビジョン歌合戦出場に向けて、様々な陰謀や欲望にもまれながらも、絆を確認する物語。ユーロビジョン歌合戦とは実在する歌番組だそうで、この映画で初めて知りました。
コメディ味120%の、面白さが炸裂した映画でした。これは面白すぎました。ファイアサーガをはじめ、出場者のオリジナル曲も完成度が高すぎて、観た後に何度も聞きました笑 ”Double Trouble”がお気に入りです。
上半期は丸2か月ほど劇場に行くことができなかったけれど、思いのほか良い作品にたくさん出会えたと思います。
ただ、今年の下半期は様々な国際的な映画祭が中止になるというニュースもあり、セレブの方々の姿をみる機会が減りそうで…少し悲しいです。。。
下半期公開予定の作品も、期待して待っています!